エアタイト工法は、接着性と防水性と防食性を組み合わせた複合設計。
また、様々な環境条件のなか、要求される性能を最大に発揮する多機能型です。
エアタイト工法は、素地調整工程を標準仕様に含めています。
コンクリートのアルカリ性質による影響を受けず、次工程以降の施工品質を確保、
耐剥離性の向上、ピンホールの発生を抑制します。
性能を最大に発揮するための重要な工程です。
コンクリートの被覆にはクラック追従性が必要です。
エアタイト工法は、高い強度と柔軟性によりクラック追従性を高めています。
コンクリート表面のせん断破壊高強度と柔軟性により追従
クラックに追従できず破断
強度が低くクラック部で損傷
クラック部分で膜厚減少
沿岸地南西傾斜の条件下にて異常なく防水性と耐塩害性を維持している
表層部に汚れが付着しているが防水性と防食性を維持している
減耗や損傷などの不具合は無く防水性と水理性を維持している
表層部のみ劣化しており上塗り塗り替え補修にて性能を回復し継続使用可能
表層部から色の変わっている部分が劣化因子の侵入した部分です。
エアタイト工法は表面劣化タイプであり、劣化因子が侵入していません。
劣化の状況が目視による点検で容易に正確に判断できます。
また劣化因子が内部に侵入しないため、容易な補修改修で性能を回復することができます。
実績値に基づく長期耐久型です。
コスト削減の重要な要素は、劣化形態による改修費用と、耐久年数による改修回数です。